23歳独身男性会社員の神待ち体験談

私はこの春、福岡のとある会社に就職した会社員、23歳である。
大学時代は東京で過ごし、その時の彼女とはお互いの就職が原因で別れてしまった。
8月の後半、失恋の傷もなかなか癒えず、退屈な毎日。

ある日、会社の休憩時間にいじっていたスマホにあった「神待ち」のワード。
調べると神待ちとは女の子が食事や宿泊場所を提供してくれる相手を探す行為を指すそうだ。
何となく気になったので調べると、「ワクワクメール」という出会い系サイトで神待ちに成功したという体験談が。
登録は無料、早速登録して巡回すると神待ち中の20歳の女子大生を発見(名前を「ミキ」としよう)。
福岡を旅行中、所持金が底をついてしまい、困っているとのこと。
ダメもとで連絡してみると「博多駅にいるからすぐ会おうよ♪」の返事。

寂しさも紛れるだろうと20時に博多駅で待ち合わせ。
来たのは想像以上の美人だった。
しかし、その顔には何やら雲がかっているようだった。
軽く自己紹介を済ませた後は近くの居酒屋へ。
お酒はイケる口だという彼女。
話を聞いてみると、東京のとある有名私大に通っているそうだ。
お互いほろ酔いになったところで自分の家へ。

飲み直していると彼女は自身の事を色々語ってくれた。
つい最近失恋した事、今回の旅行が傷心旅行であった事…挙げればキリがなかった。
同じ境遇の自分は聞き役に徹して彼女と感情を共有していた。

そして深夜0時頃、彼女の顔を見てふと気付いた。
よく見ると、うるうるした瞳で一心にこっちを見つめているではないか。
色っぽい、そんな言葉が良く似合う顔であった。
そんなつもりは更々なく、彼女と同じ境遇を共有出来るだけで十分だったのに…。

気が付けばミキを押し倒してしまっていた。
こうなったらもう止まらない。
「いいよな…?」確認する。
思い返せば全く男らしくない言動であったと反省している今日この頃。
こくり、と縦に首を振る彼女。
開始の合図と同時にTシャツを脱がす。
スレンダーな体つきに不釣り合いな乳房はEカップ。
夢中で揉みしだく自分に夢中で感じる彼女。
ここにいるのは先程までの傷を舐め合う草食動物ではなく、欲望のままに貪り合う肉食獣であった。
ミキは清楚な見た目とは裏腹にかなり性に積極的。
指を挿れても、ムスコを挿れても噴き出す潮。
自ら腰を振り何度も絶頂を繰り返すそのギャップはまさに昼の淑女、夜の娼婦である。
結局その日は4回、行為をした。

翌日の朝、博多駅へミキを見送りに行った。
勿論、帰りの交通費を持たせて。
彼女は昨晩の一件で何か吹っ切れたらしい。
「前を向いて、次の恋を見つけなくちゃ!」
晴れ晴れとした笑顔、これが本来の彼女の姿。
その笑顔を見て、自分も何か心のモヤが晴れていった。

神待ち、大半の人はこの言葉を淫靡なものと解釈しているだろう。
しかし、自分にとって神待ちは苦しい過去と決別させてくれた。
実は神を待っていたのは他ならぬ自分自身なのかもしれない。

少し趣向が違うかもしれないが、これが僕の神待ち体験談です。